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映画評838 ~ エル(ELLE)

今日は「エル(ELLE)」を見てきました。

映画170916-2


ピアニスト』などのフランスの名女優イザベル・ユペールと『氷の微笑』などのポール・ヴァーホーヴェン監督が組んだ官能的なサイコスリラー。『ベティ・ブルー/愛と激情の日々』の原作者フィリップ・ディジャンの小説を原作に、レイプ被害者の女性が犯人を捜しだそうとする姿を描く。『ミモザの島に消えた母』などのロラン・ラフィットや『愛されるために、ここにいる』などのアンヌ・コンシニらが共演。欲望や衝動によって周囲を巻き込んでいく主人公を熱演するイザベルに注目。

主演は、イザベル・ユペール
共演は、ロラン・ラフィット、アンヌ・コンシニ、シャルル・ベルリング、ヴィルジニー・エフィラ
その他、ジュディット・マーレ、クリスチャン・ベルケル、ジョナ・ブロケ、アリス・イザーズ、ヴィマーラ・ポンスなど


<ストーリー>
ゲーム会社の社長を務めるミシェル(イザベル・ユペール)はある日、自宅で覆面の男性に暴行されてしまう。ところがミシェルは警察に通報もせず、訪ねてきた息子ヴァンサン(ジョナ・ブロケ)に平然と応対する。翌日、いつも通りに出社したミシェルは、共同経営者で親友のアンナ(アンヌ・コンシニ)と新しいゲームのプレビューに出席する


「サイコスリラー」とは銘打っているけど、そんなイメージはなかった。

「官能的」というのとも、ちょっと違う感じだし、いずれにしても見終わった後「???」となる作品だった。

まず、主人公を初めとして、出てくる女性陣は、ほとんど中年おばさんだ。

しかも、男性も含めて、ほとんどまともな人間がいない。

主人公の息子は根性無しで、気の強い嫁さんの尻にひかれているし、元ダンナは、若い女に走るわけのわからないおっさんだ。

主人公の母親も、年甲斐もなく若い男性に走り、何と結婚までしてしまうが、その若い男も金のために結婚したようなヤツだし、母親が亡くなった途端、若い女に走る。

主人公とともにゲーム会社で働いている中年の女性も、ダンナの浮気で悩んでいるが、この浮気相手が主人公だと言うし、実はこの中年女性と主人公はレズの関係にある、という何だかムチャクチャな人間関係。

向かいに住むおっさんも、実はトンデモないヤツで、最後にはトンデモないことになってしまう。

しかし、一番変なのは主人公で、とにかくいろんな意味で倒錯していて、人間らしさの感情が欠落している感じ。

暴行されたのに、その後も淡々と仕事をこなし、警察にも言わない。

息子の嫁が子供を産んだ時も、息子に向かって平気で「あんたの子供じゃないわ」と言い放つ。

同僚であり親友でもある女性・アンナのダンナを寝とった時も、自らアンナに「相手は私よ」となぜか堂々と告白する。

その結果、アンナは旦那を追い出すのだけど、一人になったので、今度はアンナから「一緒に住んでいい?」と言われると、あっさりとこれを承諾する。

どっちもどっちの倒錯女だ。

実は、これがラストシーンなので、見ていて唖然とするだけ。

だいたい、こんな主人公がゲーム会社の社長というのも、何だか違和感ありまくり。

それほど若者に負けない思考を持っているようには見えないし、当然のことながら若手のクリエイターには嫌われている。

いったいどういう設定なんだか。

ただただ、あの動画シーンを入れるためだけの職業設定のような気がしてならない。

とにかく、サイコとしての怖さ(別の意味で怖かったけど)も色気もほとんど感じない変な映画でした。

ということで、評価は「C」にします。

時間つぶしに映画でも見ようとしたら、その時間帯にはこれくらいしかなかったので、見たのですが、失敗でした。
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