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映画評881 ~ ペンギン・ハイウェイ

今回は「ペンギン・ハイウェイ」です。

映画180825

「夜は短し歩けよ乙女」などで知られる作家・森見登美彦の小説を映画化したアニメーション。小学生の少年が、海のない街に突如現れたペンギンの謎を解こうと奮闘する。主人公の声をドラマシリーズ「バイプレイヤーズ」などの北香那、彼が慕う女性を蒼井優が担当。アニメーション制作会社「スタジオコロリド」が制作し、短編『陽なたのアオシグレ』などの石田祐康が監督を務めた。


<ストーリー>
毎日学んだことをノートに書きためている小学4年生のアオヤマ君が暮らす郊外の街に、突如ペンギンが現れる。アオヤマ君は、海のない住宅地になぜペンギンたちが出現したのか、その謎を解くために研究を始める。そして、行きつけの歯科医院で仲良くしているお姉さんが投げたコーラの缶がペンギンに変身する瞬間を目の当たりにし・・・


何とも不思議な映画だった。

「ほのぼの」系かと思って見にいったのだけど、そう簡単な話ではなく、ジャンルとしてはSFファンタジーになるかと思われる。

ただ、科学的な考察はほとんどない。

主人公の小学生は、まじめで研究大好きな男の子。

いろんな研究課題(?)について、ノート一杯にイラストやら自分の考えやらを書き込んでいるが、この映画で出てくる現象で、科学的に解明できるものは、残念ながらない。

予告編でも、お姉さんが投げるコーラがペンギンに変身するシーンがあるのだけど、最初これは比喩的なものかと思っていた。

しかし、ホントにお姉さんが投げるコーラの缶がペンギンに変身する。

それ以外にも、「海」をイメージしていると思われる変な物体が出てくる。

ペンギンは、何か悪さをするわけではなく、かと言って何かを示す象徴的な存在でもない。

突如現れ、いつの間にか消えている。

物語は、主人公が同級生たちとのやり取りを経ながら、「海」がどんどん成長して街を飲み込む勢いなのを何とか食い止めるべく奮闘する。

書いていても、何がなんだかよくわからないのだけど・・・

そして、最後はペンギンを出現させるお姉さんとの別れ(?)

何となく、ほろっとする場面ではある。

終わってから思い返してみると、これは作者の少年時代の思い出を画にしたものではなかろうか、という気がしてきた。

簡単に言うと、作者の「妄想」である。

年上の女性への憧れ。

しかも、「お〇ぱい」である。

所詮、ガキの興味はそんなところだ。

さらには、見たことがない海への憧れ。

ペンギンが何を意味するのかはわからなかったが、何かを象徴するものだろうか。

とは言え、何かせ描きたいのかよくわからなかったので、冒頭から、途中や見終わった後も、とにかく表情が変わることなくずっと見ていた。

面白かった!と言えるほどのシーンはほとんどなく、この少年も、理屈ばかり言うどちらかと言うと生意気な小僧なので、あまり感情移入ができない。

お姉さんの存在もよくわからないし、結局最後も、あれが「別れ」だったのかどうかもわからなかった。

とにかく不思議な映画でした。

ただ、見終わった後の気分は、それほど悪くはないので、評価としては、よくわからないけど「B」にしておきます。

ネットでの評判も、かなり賛否が分かれてました。
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