映画評93 ~ ルパン (05.10.16)

今回は「ルパン」

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主演は、ロマン・デュリス
共演は、クリスティン・スコット・トーマス、パスカル・グレゴニー、ロバン・ルチーヌ、エヴァ・グリーン、
その他、マチュー・カリエール、フィリップ・ルメール、マリー・ビュネルなど

<ストーリー>
ルパンは、従妹のクラリスの父親ら名士たちが秘密の会合を行っていることを知る。会合に忍び込んだルパンは、美しいカリオストロ公爵夫人と出会う


あの有名な怪盗ルパンを描いたフランス映画だ。

私も小学生の頃、よくルパンやホームズの本を読んだものだ。
ホームズよりもルパンの方が読みやすかったような気がするが、どちらかと言うと、ホームズの方が好きだった。

ホームズの推理に熱中したわけではないが(後に、彼の推理には間違えている部分が結構ある、ということがわかったようだが)、ルパンの方は、ルパン本人よりも、作者のモーリス・ルブランの傲慢さが嫌いだった。

ルパンは、ホームズよりも少し後にデビューすることになるのだが、ホームズへの対抗意識からか、一度小説の中で対決したことがある。
一応「引き分け」ということにはなっているが、結局ルパンは捕まらなかったわけで、どう見てもホームズが負けたように描かれている。
後出しジャンケンみたいで、何だか納得いかなかったことを覚えている。

さて、ストーリーだが、ルパンの父親も実は盗人だったようで、息子であるルパンにいろいろと教えている場面から始まる。

ここが実は後半への伏線になっているのだが、こういう推理の部分を中心に展開していれば、もっと面白かっただろうに、話はお決まりの恋愛やら、魔女なんかも出てきて、何が描きたかったのかよくわからない面があった。

それにしても、描かれていたルパンは何だか好色そうな顔立ちだし、あまり知性が感じられない。
実際よくミスをするし、油断しすぎる面がある。

それに、ルパン自身は殺人しないということだか、周りでは結構残酷なことが行われていた。

魔女だと言われているジョセフィーヌは、全然美女じゃないし、だいたいかなりの「おばちゃん」だ。
こんな女とのラブシーンなんか見せられても、全然ワクワクしない。

ルパンと恋仲となったクラリスも簡単に殺されてしまうし、こういう設定でいいのかね、と思うくらい、ある意味「意外な」展開だった。

そして、最後の場面。
ルパンが、なぜさらわれた自分の息子だと気がついたのか、まったくわからない上に、どうしてああいう終わり方にしたのかもわからない。

結局ルパンの父親やクラリスなどはどうでもよくて、ルパンとジョフィーヌの恋愛をテーマにしていたのかと思うような描き方だった。
だとしたら、もっと若くて美人を使うべきだろう。

何だか、最後まで感情移入できない作品だった。
ということで、評価は「C」とした。
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