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映画評910 ~ 君は月夜に光り輝く

今日は「君は月夜に光り輝く」を見てきました。

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第23回電撃小説大賞を受賞した佐野徹夜の原作を映画化したラブストーリー。不治の病を患う少女と、彼女が願うことを代わりに体験する少年のエピソードがつづられる。NHKの連続テレビ小説「半分、青い。」などの永野芽郁と、『君の膵臓をたべたい』などの北村匠海が主演を務めた。『響-HIBIKI-』などの月川翔がメガホンを取り、甲斐翔真、松本穂香、今田美桜、長谷川京子、及川光博らが共演している。

主演は、永野芽郁、北村匠海
共演は、甲斐翔真、松本穂香、今田美桜
その他、優香、生田智子、長谷川京子、及川光博など


<ストーリー>
高校生の渡良瀬まみず(永野芽郁)は、死が近づくほど肌が強く光る“発光病”を患っていた。発光病の患者が成人まで生存した例はなく、彼女は病院から出られない。まみずの同級生の岡田卓也(北村匠海)は彼女の願いを実行し、感想を伝えることにする。その“代行体験”を通じてまみずは人生を楽しむようになり、卓也は彼女のことが好きになっていく。


泣ける話である。

主演の永野芽郁が、なかなかいい演技をしていたし、北村匠海も、どちらかと言うと棒演技に近いものはあったが、なかなかかわいくて(?)存在感があった。

途中で、涙を流してしまうシーンもいくつか(月夜のシーンとか、最後のシーンとか)あったので、全体的にはまずまずの映画だった。

しかし、見終わった後で、いろいろと思い返してみると、違和感のあるところもいくつか出てきた。

まず、冒頭で北村匠海演じる卓也が、入院中のまみずのお見舞いに行くのだけど、この二人は実質初対面だ。

クラスが同じとは言え、クラス替えの時期にはすでにまみずは入院していた、という設定なので、そのまみずに対してクラスで寄せ書きをする際、会ったこともないまみずに書くことがない卓也が、無理やり書かされた上に、最後に書いたということで、それを病院まで持っていかされる。

この時点で、すでに違和感があるのだけど、その初対面の卓也に対して、まみずが「自分のやりたかったことを代行してくれ」という流れは、結構強引だ。

まあ、卓也がいい男だから頼んだ、という流れもありだろうし、卓也もまみずがかわいいからOKしたという設定も、「なくはない」と思う。

しかし、バンジージャンプなんて、そう簡単に引き受けるとは思えないし、それ以前に「メイド喫茶」で働きたい、という願望が何だかウソ臭くて、見ていて違和感がある。

しかも、そのメイド喫茶の中でも別の女の子と何だかんだある、なんていうのは、エピソードの詰め込みすぎで、まるで「恋空(ガッキー主演)」みたいだ。

クラスの出し物で「ロミオとジュリエット」をやるのはいいとして、卓也がジュリエット役を引き受ける、というのも、ムチャクチャすぎて笑えない。

そうしたら、何と卓也の親友が「昔、クラスでロミオとジュリエットをやることになって、オレがロミオで、まみずがジュリエットをやる予定だった」と言い出したものだから、ビックリしたけで、だからと言って卓也がその役を引き受ける流れは、ちょっと強引すぎる。

さらに言えば、卓也の親友(香山)のお兄さんが、実はまみずと同じ「発行病」で亡くなり、その彼女だったのが卓也の姉で、姉は彼の死をはかなんで自殺(?)した、という人間関係なんだけど、ちょっと世界が狭すぎるだろう。

しかも、その「発行病」自体、実は存在しない病気だ、というのはどうなんだろう。

別に、この病気が実在しないから物語は成立しない、ということではないけれど、そんな身近に二人もいると、かえって「難病」感が下がってしまう。

さらにさらに、まみずの父親の存在も、何だか変。

娘の治療費のために「偽装離婚」をした、ということらしいけど、要は「破産宣告」を受けるためなんだろうが、だからと言って難病の娘に会うこともできない、って何だか設定が無理やりな感じがする。

しかも、最後には母親とともに娘と会うのだから、「あの設定は何だったの?」としか思わない。

つまり、感動させたいがために、いろいろと無理やりな設定を詰め込んでしまったために、かえって収拾がつかなくなってしまった、という、まさに「恋空」な感じ。

まあ、泣ける話なんだけど。

ということで、どう評価するか困ってしまいますが、泣いてしまった(?)ので、いちおう「B」にしておきます。
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