映画評95 ~ キャプテン・ウルフ (05.10.29)
今回は「キャプテン・ウルフ」

主演は、ヴィン・ディーゼル
共演は、ローレン・グレアム、フェイス・フォード、ブリタニー・スノウ、マックス・シテリオット
その他、クリス・ポッター、キャロル・ケイン、ブラッド・ギャレット、モーガン・ヨークなど
<ストーリー>
アメリカ海軍特殊部隊のエリート軍人キャプテン・ウルフにある日新しい任務が下される。それは、5人の子供たちのベビーシッターだった。
ヴィン・ディーゼル主演のアクション・コメディーだ。
と思っていたら、ほとんどアクションがなかったので、これはただのコメディー?
ストーリーは、米海軍の特殊部隊に所属する主人公が、誘拐された科学者の救出に失敗したが、その子供たちを守るという任務につくこととなり、やんちゃな子供たちと過ごすうちに、最後は・・・という、ハッピーなお話。
いきなりアクションシーンが出てくるのだが、あまりにアホみたいな救出劇だったので、後のことがものすごく不安になった。
しかし、科学者の家にハウス・キーパーとして住み込むこととなった後は、お決まりの展開とは言え、だんだんハマってしまった。
家族は、あの名作ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」を念頭においているらしいのだが、最初は反抗していた子供たちも、次第にこの主人公になついてくる。
そして最後は、窮地に陥った主人公を子供たちが救う、というもの。
「インディー・ジョーンズ」ばりのシーンもあった。
全体的にな~んのヒネりもないストーリーだが、あまり期待していなかったせいか、結構面白かった。
しいて言えば、子供たちのしつけ役をやるのはいいとしても、ミュージカルの指導までやるのは、ちとやりすぎのような気がする。
とは言え、思ったより良かったということで、評価は「B」とした。
ところで・・・
ヴィン・ディーゼルは、今一番期待されているアクション・スターだ。
ただ、これまでの役柄が、何とも中途半端だった。
「トラブルX」では、元ワルのカリスマみたいな設定だったが、どう見たってワルには見えなかった。
「リディック」にしても、「宇宙最凶」というキャッチフレーズだったが、どこが凶悪なのかさっぱりわからなかった。
要するに、「一見ワルだが、実はいいヤツ」というキャラクターを無理やり作り出そうとしていて、本人のイメージとちょっと違うので、そこが中途半端だったのだと思う。
また、アクション・スターがコメディーに挑戦するのも、また難しいそうだ。
アーノルド・シュワルツネッガーは「ツインズ」など、一応成功しているが、シルベスター・スタローンは失敗している。
しかし、ヴィン・ディーゼルは、今回について言えば成功と言えるのではないだろうか。
ただ私としては、もっとバリバリのヒーローとして突っ走った方がいいと思う。

主演は、ヴィン・ディーゼル
共演は、ローレン・グレアム、フェイス・フォード、ブリタニー・スノウ、マックス・シテリオット
その他、クリス・ポッター、キャロル・ケイン、ブラッド・ギャレット、モーガン・ヨークなど
<ストーリー>
アメリカ海軍特殊部隊のエリート軍人キャプテン・ウルフにある日新しい任務が下される。それは、5人の子供たちのベビーシッターだった。
ヴィン・ディーゼル主演のアクション・コメディーだ。
と思っていたら、ほとんどアクションがなかったので、これはただのコメディー?
ストーリーは、米海軍の特殊部隊に所属する主人公が、誘拐された科学者の救出に失敗したが、その子供たちを守るという任務につくこととなり、やんちゃな子供たちと過ごすうちに、最後は・・・という、ハッピーなお話。
いきなりアクションシーンが出てくるのだが、あまりにアホみたいな救出劇だったので、後のことがものすごく不安になった。
しかし、科学者の家にハウス・キーパーとして住み込むこととなった後は、お決まりの展開とは言え、だんだんハマってしまった。
家族は、あの名作ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」を念頭においているらしいのだが、最初は反抗していた子供たちも、次第にこの主人公になついてくる。
そして最後は、窮地に陥った主人公を子供たちが救う、というもの。
「インディー・ジョーンズ」ばりのシーンもあった。
全体的にな~んのヒネりもないストーリーだが、あまり期待していなかったせいか、結構面白かった。
しいて言えば、子供たちのしつけ役をやるのはいいとしても、ミュージカルの指導までやるのは、ちとやりすぎのような気がする。
とは言え、思ったより良かったということで、評価は「B」とした。
ところで・・・
ヴィン・ディーゼルは、今一番期待されているアクション・スターだ。
ただ、これまでの役柄が、何とも中途半端だった。
「トラブルX」では、元ワルのカリスマみたいな設定だったが、どう見たってワルには見えなかった。
「リディック」にしても、「宇宙最凶」というキャッチフレーズだったが、どこが凶悪なのかさっぱりわからなかった。
要するに、「一見ワルだが、実はいいヤツ」というキャラクターを無理やり作り出そうとしていて、本人のイメージとちょっと違うので、そこが中途半端だったのだと思う。
また、アクション・スターがコメディーに挑戦するのも、また難しいそうだ。
アーノルド・シュワルツネッガーは「ツインズ」など、一応成功しているが、シルベスター・スタローンは失敗している。
しかし、ヴィン・ディーゼルは、今回について言えば成功と言えるのではないだろうか。
ただ私としては、もっとバリバリのヒーローとして突っ走った方がいいと思う。
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