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映画評932 ~ ジョン・ウィック パラベラム

今日は「ジョン・ウィック パラべラム」を見てきました。

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キアヌ・リーヴス演じる殺し屋ジョン・ウィックの復讐(ふくしゅう)劇を描くアクションシリーズの第3弾。追われる身となったジョンが、迫りくる暗殺集団との戦いに挑む。前2作のメガホンを取ったチャド・スタエルスキが続投。イアン・マクシェーン、ローレンス・フィッシュバーンらおなじみのキャストに加え、ジョンと因縁がある謎の女役で『チョコレート』などのハル・ベリーが参加している。

主演:キアヌ・リーヴス
共演:ハル・ベリー、イアン・マクシェーン、ローレンス・フィッシュバーン
その他:マーク・ダカスコス、エイジア・ケイト・ディロン、アンジェリカ・ヒューストン、ランス・レディック、ジェローム・フリンなど


<ストーリー>
裏社会の聖域コンチネンタルホテルでの不殺のおきてを破ってしまった殺し屋のジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)は、裏社会を束ねる組織の粛清の対象になる。1,400万ドルの賞金を懸けられ、刺客たちと壮絶な死闘を繰り広げて満身創痍のジョンは、以前“血の誓印”を交わしたソフィア(ハル・ベリー)の協力を得ようとモロッコへ向かう


このシリーズも3作目である。

「伝説」の殺し屋ジョン・ウィックが、とにかく敵を殺しまくる、と言う映画である。

過去の伝説の面影もなく、そんな説明もないままに、とにかく殺す。

その理由は、組織の掟を破ったから、ということで、その後始末(賞金付)のために、組織下の殺し屋たちが、次々とジョン・ウィックの命を狙ってくるのだから、それを迎え撃っているだけ。

つまり、「標的を倒す」のではなく、ただひたすら「暗殺者たちから逃げまくる」という展開となっている。

しかも、1作目でも書いたように、街中には暗殺者しか存在せず、警察どころか一般市民はほぼ登場しない。

だから、ひたすら殺し合いが続く。

というか、殺し合いしか描かれていない。

だいたい、組織とは何か、とか組織の掟とは何なのか、など一切説明されない。

よくこんな内容で3作も続けているなあ、という感じ。

でも、1作目はそのあたりが斬新に感じたので、評価は「B」にしたし、2作目は、さらに進化したように見えて「A」にしている。

ただ、その後何の進展もなく、ただただ逃げ回り、そして殺しまくるだけでは、さすがに飽きてくる。

しかも、今回で完結するのかと思ったら(?)、何のことはない、まだまだ続ける気まんまんだ。

そのために、もはやジョン・ウィックは不死身となってしまった。

何せ、ホテルのオーナーであり、組織の人間でありながらジョン・ウィックに猶予を与えたせいで、粛清の対象となっていたウィンストンに裏切られ、ビルのかなり上層階から落ちたのに、意識を失うこともなく、脱出している。

このウィンストンも、よくわからない人物で、組織の掟に逆らった時に、全面戦争を挑んだくせに、最後には簡単に寝返って、ジョン・ウィックを裏切る。

ビルから突き落とした時に、ジョン・ウィックが生き延びると思っていた、とはとても見えなかったし、だったら最初からジョン・ウィックを殺そうとした方がしっくりくる。

あと、ニューヨークを仕切っているというキング(ローレンス・フィッシュバーン)も、あれだけ切り付けられて生きている、というのも何だかなあ、である。

これ以外にも、よくわからない展開がいくつか。

途中に登場してきて、クレジットでは2番目に出てきたハル・ベリーも、ジョン・ウィックを助けて組織のボスを倒すのはいいけど、その後の展開からちょっと趣が変わってくる。

なぜか砂漠の中に組織の上位者(?)がいて、ジョン・ウィックに組織への復帰を認めるのだけど、そこからは裏切り・裏切りの展開となり、はっきり言って、どうでもいい感じ。

日本人役(?)の暗殺者も、キャラクターの設定が中途半端で、貫録がそこそこあるのに、何の脈略もなく「実はオレはあんた(ジョン・ウィック)のファンなんだ」とわけのわからないことを言い出す。

じゃあ組織を裏切るのか、というと、そういうわけでもなく、ジョン・ウィックとの一騎打ちでは、「燃えよドラゴン?」みたいな展開だし、とにかく撃ち合い・殴り合いが続く。

まあ、どうして日本人の設定にしたのかわからないけど、何せ表通りに面したカウンター(室内ではない!)で寿司を売ってるって、そんな店あるわけないじゃん。

しかも、フグの肝をそのまま出してるし。

中盤までなら、何とか我慢ができたのに、後半から何だかムチャクチャだ。

それで、あの「オチ」って、この展開をいつまで続けるつもりなんだろうか。

いずれにしても、続編は確定のようです。

いちおう、見ますけど・・・

ということで、今回の評価は「C」にします。
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