映画評96 ~ この胸いっぱいの愛を (05.10.30)

今回は「この胸いっぱいの愛を」

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主演は、伊藤英明
共演は、ミムラ、勝地涼、宮藤官九郎、吉行和子、愛川欣也、倍賞千恵子
その他、富岡涼、臼田あさ美、坂口理恵、ダンカン、中村勘三郎など

<ストーリー>
鈴谷は故郷の北九州・門司に帰るために飛行機に乗っていた。ところが到着してみると、20年前にタイムスリップしてしまい、10歳の自分と、かつてあこがれていた女性に出会う。


本来ならあまり見るようなジャンルの映画ではないのだが、年のせいか「たまには見てみようか」と思ったわけだ。

でも、結論から言うと、やっぱり合わない。

原因は、見たいと思うような俳優(正確に言うと女優)がいなかったから、というのが一番。

ミムラは初めて見るのだが、あまり入れ込むほどの魅力は感じなかった。
あと、伊藤英明は「陰陽師」の頃から、どうも好きになれない。
それに、脇役には確かな俳優さんで固めているのだが、その他の主要な俳優は、全体的に弱い感じがする。

20年前の自分と今の自分が同時に存在している、という矛盾は特に突っつくほどのことではない。

あまり書くとネタばれになってしまうが、あの「シックスセンス」にも似ている。

まあ、ちょっとしたドンデン返しがあるのだが、冒頭から何やら違和感があったので、あまり感情移入できなかった。
タイムトリップした4人のうちの3人の男の会話が、あまりにも下手だったからだ。

途中いい感じのところもあったのだが、結局最後まで中途半端だった。
やっぱ、ミムラじゃダメか?

たいした感動もなく、特にラストは、意味がまったくわからなかった。

あと細かいところを言えば・・・

宮藤官九郎演じる臼井が、倍賞智恵子演じる盲目の老女を一目見だけで「同じ飛行機に乗っていた人だ」とわかったのは、ちょっとおかしい。

普通、同乗している乗客の顔なんかいちいち覚えてはいないし(主人公とは、搭乗する前に接触があったから、覚えていてもおかしくはない)しかもバスに乗っていてちらっと見ただけ。

その時臼井は、20年前の世界だとわかったのか、まだ気がついていないのかは知らないが、まだぼ~っとしていたのに、バス停でたたずんでいる老女と同乗者は、普通結びつかないだろう。

あと笑ってしまったのは、倍賞智恵子が盲導犬に再会した時。

臼井は「(犬も)大喜びしてますよ」と言っていたが、犬が全く喜んでいなかったこと。
ただ言われた通り倍賞智恵子のところに行っただけで、とてもご主人や世話になった人に対する仕草ではなかった。
このあたりが、動物に演技をやらせることの限界だろう。

ということで、もともとあまり期待していなかったこともあるが、評価は「C」とした。
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