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映画評941 ~ ヒックとドラゴン 聖地への冒険

新春第一弾は「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」です。

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人間とドラゴンの友情を描いた『ヒックとドラゴン』シリーズの第3弾。人間とドラゴンが共に生きることを選択してから6年後、主人公のヒックらが新天地を追い求める様子を映し出す。1作目から監督を務めてきたディーン・デュボア、アニメシリーズを含めてヒックの声を担当してきたジェイ・バルシェルが続投している。


<ストーリー>
敵対していたドラゴンと人間は、臆病者のバイキングの少年ヒックと傷を負ったドラゴンのトゥースの奮闘により共に生きる道を選ぶ。彼らはバーク島で平和に過ごしていたが、ドラゴンが増え過ぎて島がパンク状態になる。今は亡き父の後継者となり、若きリーダーに育ったヒックは島を出てドラゴンたちと新しい世界を探すことを決意する。


このシリーズも3作目ということだが、なぜかパート2である「ヒックとドラゴン2」を見ていない。

道理で、今作の冒頭で「これまでのおさらい」として、あらすじを説明する映像が流れるのだけど、見ていて「あれ?こんなのあったっけ」というシーンがあったのは、そういうわけだ。

とは言え、それを見ていないからと言って、全体の流れにはあまり影響はなかったように思う。

第一作を見た時に持っていた違和感は、あまり引きずってはいなかったけど、かつて争って(殺し合って?)いた人間とドラゴンが、なぜか仲良く、というよりはドラゴンが人間のペットになっているのに、実は心が通じ合っている、という全体の雰囲気はやはりどうにも受け入れにくい。

今作では、さらに白いドラゴン(ライト・ヒューリー)が出てきて、かなり大きな存在となるのだけど、これが何だか感情移入しにくくて、かなり違和感があった。

まず、このライト・ヒューリーは、ヒックたちが捕らえられたドラゴンを開放するために海賊(?)を襲った時、唯一取り残されたドラゴンである。

他のドラゴンたちが黒系である中、こんなに目立つ白いドラゴンを見落とすことも違和感があるけれど、その後この白いドラゴン(のちにヒックによって「ライト・ヒューリー」と名付けられる)は、なぜかトュースの前に姿を現す。

当然のごとく、「ああ、これは悪役(グリメル)が放ったワナだな」と思うのだけど、その後そのような描写が一切ない。

結局ライト・ヒューリーは、どうやってあそこから脱出してきたのか説明がないので、最後の最後まで違和感を持ったままだった。

そもそもあのライト・ヒューリーは、異様に白くて、しかも鱗がないので、とてもドラゴンには見えないし、どちらかと言えば気持ち悪かった!?

だから、トュースとの恋のロマンス(?)は、何とも奇妙なシーンだったが、これを延々とやるので正直ウザかった。

しかも、このライト・ヒューリーは、なぜかドラゴンの女王みたいな扱いで、海の果ての不思議な世界(ドラゴンたちが平和に暮らす世界)で、この女王との恋人宣言(?)をしたトュースが、ドラゴンの王みたいな雄叫びをあげるシーンは、もう何がなんだかの世界だった。

このドラゴンたちが暮らす世界は、実はヒックが探していた世界だったはずなのに、「やった!やっと見つけた」という感動の声もなく、しかも普通に空を飛んでいたら行きついたという程度の場所だったので、あの世界はいったい何だったのか、という気さえした。

タイトルではそう思わせているのに・・・

映画では、その後ヒックたちが、グリメルたちと戦い、見事これに打ち勝つのだけど、それらのシーンをうまく描写していたとは思うが、序盤から違和感のかたまりだったせいで、最後まで感情移入できなかった。

ただ、そのバトルのシーンも、最初に海賊船に乗り込むのはヒックを含めたいつものメンバーだけのような描写だったのに、いつの間にか仲間のバイキングが総出で戦っているような描写になっていて、これまた違和感はあったのだけど、王道の展開なので、そこはあえて何も言わない。

ネットでの評価がかなり高かったので、ちょっと期待はしていたのだけど、白いドラゴンの存在に最後まで馴染めなかったので、何とも残念でした。

映像はとても綺麗でした。

ということで、評価は「C」にします。
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