映画評97 ~ ブラザーズ・グリム (05.11.5)

今回は「ブラザーズ・グリム」

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主演は、マット・デイモン、ヒース・レジャー
共演は、モニカ・ベルッチ、ジョナサン・プライス、レナ・ヘディ、ピーター・ストーメア
その他、リチャード・ライディングス、マッケンジー・クルック、ロジャー・アシュトン=グリフィスなど

<ストーリー>
19世紀、フランス占領下のドイツで、兄ウィルと弟ジェイコブのグリム兄弟は、魔物退治をすることで生計を立てていた。ある時、ある村で少女が行方不明になるという事件に遭遇するが・・・

あのグリム兄弟を題材としたファンタジー・アドベンチャーだ。

物語を進めていく中で、有名な「赤ずきんちゃん」や「ヘンゼルとグレーテル」「眠りの森の美女」などが出てくる。
ある意味嬉しい登場人物ではあるのだが、それぞれ独立したお話ならともかく、同じ話の中に出てくるものだから、ちょっと展開が変になってくる。

すでに、その村では少女たちが何人も行方不明になっているというのに、「赤ずきんちゃん」はたった一人で森へ入っていくし、「ヘンゼルとグレーテル」もわけもなく森へ入っていく。
小さな村の出来事であるから、みんな当然知っているはずなのに、そんなバカなことをするヤツなんていないだろうに。
村の人たちが、ものすごく怖がっているにもかかわらず、「危機意識ゼロ」という珍しい人たちだ。

登場人物のキャラクター設定も、よくわからない。
兄弟のうち、兄の方がしっかりしているのに対して、弟の方ははっきり言ってアホ丸出しだった。

学者という触れ込みだが、酔っ払うとこれまでのカラクリとか全部話そうとするし、ちょっと頭が弱いヤツにしか見えない。
それが後半になると、急にしっかりしてきて、最後は兄を救ったりと、いつの間にかヒーローになっている。

フランス兵の手先となっていたイタリア人のカヴァルディは、前半は悪の権化みたいなヤツだが、最後の最後でなぜか気が変わり、フランスを裏切って兄弟の味方をするのだが、その理由がさっぱりわからない。
ラストでは、完全ないい人になってしまっている。

それと、舞台はドイツで、そこはフランスに支配されているという設定なのに、全員英語を話しているのはまだいいとしても、時々中途半端にドイツ語とフランス語が出てくるから、かえって違和感がある。

しかし、一番気に入らなかったのは、モニカ・ベルッチの出番がちょっとしかなかったこと。

などなど、全体的に中途半端な展開になっていたので、期待していたほど面白くなかった。

ということで、評価は「C」とした。
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