FC2ブログ

映画評946 ~ AI崩壊

今日は「AI崩壊」を見てきました。

映画200215jpg

『22年目の告白-私が殺人犯です-』などの入江悠がメガホンを取った、AI社会になった近未来の日本が舞台のSFサスペンス。人工知能が暴走し日本中を巻き込む大惨事を起こすさまを、入江監督のオリジナル脚本で描く。ドラマシリーズ「JIN -仁-」などの大沢たかおが主人公を演じるほか、賀来賢人、岩田剛典、広瀬アリス、三浦友和らが共演する

主演:大沢たかお
共演:賀来賢人、広瀬アリス、岩田剛典、高嶋政宏、芦名星
その他:余貴美子、松嶋菜々子、三浦友和、田牧そら、玉城ティナなど


<ストーリー>
天才科学者の桐生(大沢たかお)が開発した医療AI「のぞみ」が、国民の膨大な個人データを基に、人間を選別し殺りくを始める。人々がパニックに陥る中、AIを暴走させたテロリストと断定された桐生は逃走を図るが、警察のAI監視システムによって徐々に追い詰められていく。一方、桐生の義弟で「のぞみ」を運営する企業の代表を務める西村(賀来賢人)は、事態の収束に動いていた


見終わった後、というか、見ている途中の感想は・・・

とにかくショボい!

公開は少し前に始まっていたが、どうも期待するものがなかったので、見るのを躊躇していた。

ただ、テレビなどでも番宣がよく行われていた作品で、かなり力が入っている感じはしていたので、気にはなっていた。

でも、やはり最初の想像通りで、思った以上のものは何もなかった、と言ってもいいも知れない。

全編を通して「ハラハラ・ドキドキ感」がほぼなかったのが致命的だ。

CGを駆使しているのだろうが、AIが暴走しているシーンにしても、出演者自身に緊迫感が感じられないので、ただ淡々と見ている状態だった。

桐生が逃げまわるシーンも、何がモニターの画面上でチカチカ映し出されているだけで、一人で走り回っている桐生だけが何だか浮いている。


だいたい、武器も持っていないのに、警察もやたらと離れたところから銃を乱射するだけで、突撃するものが一人もいないのはおかしいだろう。

何より、桐生を陥れようとした犯人が、あまりにも予想通りすぎて、ヒネりも何もあったもんじゃない。

最初から怪しい雰囲気満載だし、言葉の端々に「ちょっと思わせぶり」な言葉が多くて、これでこいつが犯人じゃなかったら脚本がおかしいだろう、というくらいヒネりがなかった。

ほかにも、新聞記者とか何だか怪しげな人物は出てくるが、行動がわざとらしすぎて、かえって違和感があった。

あと、桐生の娘がAIのサーバールームの部分に忘れ物をするのが、最後に大きな働きをすることになるのだけど、展開がちょっと無理やりすぎて、本来であれば「感動の展開」なのかも知れないが、ちょっと興ざめだった。

しかも、この娘の演技が下手すぎるのか、零下4℃ほどになったサーバールームの中に20時間以上も閉じ込められていたにもかかわらず、「寒いよ~」感がまったくなくて、ただ寝ぼけた女の子にしか見えなかった。

だいたい、サーバールームに閉じ込められる直前に、外に出ようとして閉まりかけたドアに激突するのだけど、あんなぶつかり方をする子供なんていないだろう。

しかも、閉じ込められてから、ずっとサーバールームのそばにいたけど、何で?

普通、いつでも出られるようにドアのそばに行くでしょ。

このあたりがわざとらしすぎると思うわけだ。

とにかく、役者が下手なのか、それぞれのシーンの一つひとつがわざとらしすぎて、「何なんだよ、こいつらは」としか思えなかったのは残念だった。

大沢たかおは相変わらず(そこそこの存在感)だったけど、それ以外は、貫録のある余貴美子が出てきた時に「おっ」と思ったのに、あっという間に死んでしまったので、ちょっと笑いそうになってしまった。

しかし、ここまでのことは「もうちょっと何とかならなかったのか」というものだけど、どう考えても「それはないだろう」という展開が、最後の最後に出てきた。

それは、犯人が桐生を陥れようとしていることの証拠を突き付けた時に、最初は「そんなものはCGでどうにでもなる」と言っていたのに、すぐその後で犯行の動機をいきなりベラベラとしゃべり出したシーン。

理詰めで追い詰められてどうしようもなくなったわけではなく、まだ桐生を逮捕しようとしていたのに(お~っと、犯人をバラしてしまった!?)、いきなり話し出したから、ちょっと唖然としてしまった。

それをネットで全国に流された、ということでもはや逃げ切れない、という展開になったのだが、桐生と二人だけの会話ならともかく、大勢がいる前で堂々と話していたわけで、いったいどういうつもりでこんなシーンのかわけがわからない。

評価ですが、全体的には「ショボい!」の一言で済むのだけど、このシーンは違和感がありすぎたので・・・

年末にもう一度取り上げたいので、やっぱり「D」にします。

スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

アクセス数
プロフィール

はぶて虫

Author:はぶて虫
はぶて日記(映画版)へようこそ!

検索フォーム
最新記事
最新コメント
リンク
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
389位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
192位
アクセスランキングを見る>>
月別アーカイブ
最新トラックバック
カテゴリ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR