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映画評947 ~ 「1917」

今日は「1917」を見てきました。

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第1次世界大戦を舞台にした戦争ドラマ。戦地に赴いたイギリス兵士二人が重要な任務を命じられ、たった二人で最前線に赴く物語を全編を通してワンカットに見える映像で映し出す。メガホンを取るのは『アメリカン・ビューティー』などのサム・メンデス。『マローボーン家の掟』などのジョージ・マッケイ、『リピーテッド』などのディーン=チャールズ・チャップマン、『ドクター・ストレンジ』などのベネディクト・カンバーバッチらが出演する。全編が一人の兵士の1日としてつながって見えることで、臨場感と緊張感が最後まで途切れない。

主演:ジョージ・マッケイ
共演:ディーン=シャールズ・チャップマン、マーク・ストロング、ベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファース
その他:アンドリュー・スコット、リチャード・マッデン、クレア・デュバーグなど


<ストーリー>
第1次世界大戦が始まってから、およそ3年が経過した1917年4月のフランス。ドイツ軍と連合国軍が西部戦線で対峙する中、イギリス軍兵士のスコフィールド(ジョージ・マッケイ)とブレイク(ディーン=チャールズ・チャップマン)に、ドイツ軍を追撃しているマッケンジー大佐(ベネディクト・カンバーバッチ)の部隊に作戦の中止を知らせる命令が下される。部隊の行く先には要塞化されたドイツ軍の陣地と大規模な砲兵隊が待ち構えていた・・・


かなり重い内容である・・・ことはわかっていた。

今なぜ第一次世界大戦なのかはよくわからない。

1917年のことだから、どうせなら一昨年(2017年)に公開すればよかったのに。

しかも、ただただ伝令のために走る映画であり、所々にエピソードが入っているものの、全体的には大きな盛り上がりはない。

とは言え、終始緊張感があった。

昨日見た「AI崩壊」とは大違いだ。

序盤で相棒が亡くなったのには驚いたが、ダレてきそうな時になると、その場を締めてくれる役者さんが出てくるので、見ていて気持ちが切れない。

最初はコリン・ファース、次はマーク・ストロング、最後がベネディクト・カンバーバッチだ。

いずれもチョイ役みたいな出演だけど、さすがの存在感を見せていた。

とは言え、最後に「感動する」という内容ではない。

「ほっとする」わけでもなく、戦争の中のちょっとした出来事を描いたものだから、「これで終わり」というわけでもない。

第二次世界大戦とともに、二つの大戦を引き起こしたドイツは、常に悪役である。

この映画でも、ドイツ兵はロクな描き方をされていないが、むしろ出てくるのは味方の兵士(だけどほとんどが死体)である。

にもかかわらず、映画は淡々と進むので残酷さはあまり感じない。

何と言うか・・・評価をするのは難しい。

もちろん「面白かった」というわけではなかったが、「つまんなかった」というわけでもない。

しかも、途中に味方兵やら敵兵やら一般人やらが、突如出てくる。

何の脈絡もない上に、どうしてそこにいるのかわからない者ばかりである。

ここはさすがに違和感があった。

ということで、評価は「C」にしておきます。


ところで・・・

すでに話題になっているように、この映画は全編ワンカットに見えるように撮った映像である。

しかし、テレビでは明らかに「全編ワンカットで撮っている」と宣伝していた。

どうして、こんなウソをつくのかわからない。

そう言うとカッコいいとでも思っているのだろうか。

でも、ほとんど意味のない宣伝文句だ。

広告担当「全編ワンカットで撮ってます」
観客「へえ~」
広告担当「ウソで~す。ホントはワンカットに見えるように撮っているだけで~す」
観客「へえ~」

要するに、素人にとってはどうでもいいことなわけだ。

逆に、プロに対しては、わざわざウソをつくことによるデメリットしかない。

何とも意味のないことをしたものである。
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